繁昌亭での特別なご縁

9月21日、にしゃんたが大阪・天満天神繁昌亭にて「開口一番」を務めさせていただきました。
繁昌亭は、上方落語専門の寄席として2006年に開場した、日本初の落語専門公設民営小屋です。上方落語協会の拠点であり、多くの名人や人気落語家が舞台に立つ、伝統と格式を誇る場所。その舞台に立たせていただけたことは、大変ありがたいご縁でした。

落語とにしゃんた

スリランカに生まれ、日本で育ったにしゃんた。大学教授、タレント、僧侶として幅広く活動する一方で、落語の舞台にも立ってきました。かつてフジテレビ系列『ペケポン』で、黄色い着物姿で登場した姿を覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

今回の「開口一番」では、異文化体験を題材にした演目を披露し、笑いへと変えて会場をあたたかな雰囲気に包み込みました。

落語は、笑いを通じて人の心をひらく芸。その精神は、法話や講演にも深く通じています。そもそも落語の起源は、僧侶が説法をわかりやすく、楽しく伝えるために語った「咄（はなし）」にあるとも言われています。つまり、落語と法話は同じ根から生まれた表現なのです。

これからも全国へ

にしゃんたは、講演講師・法話講師 として全国で活動する一方、落語を通じても笑いと気づきを届けたいと考えています。
講演、法話、落語。形は異なっても、根底にあるのは「ちがいを楽しみ、力にかえる」というメッセージです。
これからも全国各地で、皆さまと共に笑い合い、学び合う時間をつくってまいります。

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