2023-05-24
この度、小松国際交流協会(KIA)は創立30周年を迎えられることになりました。
5月21日、小松市民会館大ホールにおいて、小松国際交流協会主催、小松市後援による「小松国際交流協会創立30周年記念式典」が盛大に開催されました。同時に開催された記念講演会では、「違いを楽しみ、力にかえる~国際交流と多文化共生~」をテーマにお話しさせていただきました。
過去35年間、地域の国際交流協会のお世話になって育った経緯があり、 このような記念すべき場でお話をするご縁をいただいたことに心から感謝いたします。
現在、日本各地域に存在する国際交流協会ですが、その創立時期は、来日した80時代後半にさかのぼると振り返ります。時間の経過が早く、国際交流協会の役割も設立当時と比べて大きく変わってきております。当初の取り組みの中での、在日外国人に関する活動は、主に留学生などの短期滞在者を意識ものが多かったと振り返ります。しかし今では定住化する外国人も増え、短期滞在はもちろん、そこに中長期的なビジョンに立った多文化共生など意識した活動が求められるようになってきております。今後、平和で持続可能な地域社会の発展部ついて考えた場合、国際交流協会の役割がより一層重要になると考えます。
国際交流活動にご尽力されている皆さまに改めて心より感謝と敬意を表すると共に、皆様方の今後のますますのご健勝を心よりお祈りいたします。さらには、もっと多くの方に地域の国際交流の活動にご参画されますことも願っております。
この度、小松市国際交流協会創立30周年記念、誠におめでとうございます。
後日、主催者様よりいただいたご連絡の中で、にしゃんたの講演について、「とても分かりやすく、またとても楽しいお話で実際に参加者からも「共生や共存はなんとなく聞いて知っていたが「共笑」はすごく大事なことだと思った」や「また、にしゃんた様のお話を聞きたい」「スリランカに行きたくなった!」といった声が数多く寄せられました。」私自身も「共に笑う」がなければ「共に生きる」はあり得ないなと目からうろこでした。今後の活動にも生かしていきたいと考えております。改めて、この度はステキなお話を本当にありがとうございました。」とのたいへん有難いお言葉を頂戴いたしました。
今後活動を続けていく上でこの上ない励みとなります。ありがとうございます。これからも皆様方とのご縁の中で、国際交流・多文化共生などの場においてお役に立てるよう精進してまいります。
[ About にしゃんた] 羽衣国際大学教授・タレント。親日国スリランカ、世界遺産キャンディ市生まれ。高校生の時に7万円と片道切符を手に単身渡日。来日1年で、日本語能力試験1級合格。留学生第1号となる新聞奨学生をしながら文武両道の大学生活を送り、立命館大学経営学部を学部総代で卒業。名城大学大学院で商学修士号、龍谷大学大学院で経済学修士号と経済学博士号を取得。日本国籍取得。現在は大学教授を務める傍ら、テレビやラジオの情報番組のコメンテーターやバラエティなど多数出演、また、落語家、空手家、随筆家等、さまざまな分野で活躍中。
[にしゃんた講演活動】にしゃんたは、講演講師として活動しており、とくに人権・平和講演会、文化・教養講演会、国際交流・国際理解講演会、多文化共生講演会、SDGs講演会、国際共生: グローバル ダイバーシティ講演会やD&I・DEI:ダイバーシティ講演会などのジャンルは専門で、得意としております。講演のご依頼やご相談は「にしゃんたマネージメント事務所」までお気軽にご連絡ください。
*This article is posted by the team “N”, the management crew of Dr. Nishantha.
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