2024-08-25
講演会・理想と現実の間で ― 多文化共生(ダイバーシティ&インクルージョン)の未来を考える(にしゃんた)
第39回一般公開講座「視点を変えると違って見える ―‘モノサシ’となった学術文化」(羽衣国際大学-大阪府)にて、にしゃんたが講演をいたします。
学術文化が基準となる知識や価値観は時折変転し、時折普遍的となります。今回の講演では、現代のモノの基準や変化の起源、異端が正統となった経緯、そして世界が交差しめまぐるしく変化する現代環境で創造される新たな価値観について、多角的に考察することは、今回の全体のテーマとなっています。
にしゃんたは、10月12日に「理想と現実の間で ― 多文化共生(ダイバーシティ&インクルージョン)の未来を考える」をテーマに講演します。
この講演では、理想と現実のギャップに焦点を当て、世界情勢や日本の現状を踏まえ、多文化共生が実現可能かどうかを深く掘り下げます。争いの背景には、文化的な違いや誤解、歴史的な対立が影響しており、これらの根本的な原因を理解することで、多文化共生の具体的なアプローチを見つける手助けとなります。
また、狭き学問の枠を超えて問題解決の糸口を先駆的事例や古の知恵、宗教などから見つける重要性にも触れます。多文化共生の理念を深く理解するためには、学問的な枠にとらわれず、社会的、経済的、歴史的、さらには宗教的な視点を広く考慮する必要があります。この多角的アプローチが、理想と現実のギャップを埋めるための具体的な方法論や実践的解決策を導く鍵となります。
多文化共生やダイバーシティ&インクルージョンは現代社会で最も重要なテーマです。この理念の実現に向けて、全ての人が協力し、積極的に関与することが求められています。平和で持続可能、発展的な社会を実現するためのビジョンを示し、多文化共生がもたらす可能性と社会全体での協力の重要性を強調します。参加者がこのテーマにどのように関与し、貢献できるかを考える機会を提供し、より良い未来を築くための意識改革と具体的行動について考察します。
講演中には、ダイバーシティ能力検定®︎(URL)のサンプル問題にも挑戦できる機会を設ける予定です。
本講演の録音・録画および講演内容のインターネット等での転載や二次利用は禁止されています。聴講生の募集については 9月2日(月)~9月20日(金)予定しておりhttps://www.hagoromo.ac.jp/courseにてご確認ください。
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・講師名: にしゃんた(ダイバーシティスピーカー・羽衣国際大学現代社会学部教授)
・主な経歴:・株式会社 グローバルコンテンツ 元代表取締役社長・(社)ダイバーシティ能力検定協会 理事(現在に至る)・山口県立大学国際学部 元准教授・京都名誉友好大使(現在に至る)
・主な著書等:『留学生が愛した国・日本』(現代書館)・『日本で知った幸せの値段』(講談社)『ブッダと歩く神秘の国スリランカ』(キノブックス)・『2023年の論点』(文芸春秋)『ちがうからたのしい・ちがうからできること』(岩崎書店)
・主な社会的活動:・献血推進活動・多文化共生推進活動
・主な担当科目: ・知識社会論・共生社会論・ボランティア論・比較文文化・国際社会と日本
ダイバーシティと多文化共生の講演会講師 依頼受付中 – にしゃんた
ダイバーシティと多文化共生に関する専門知識と豊富な経験を持つ講演会講師、にしゃんたの講演依頼を受付中です。私の講演では、現代社会の課題に対する具体的な解決策を提供し、多様な文化や背景を尊重し合い、共に協力する社会の実現に向けた内容をお届けします。
講演内容とテーマ
多文化共生の理念と実現: 異なる文化や価値観を尊重し合い、共に協力するための具体的な方法や実践的アプローチを解説します。
ダイバーシティ&インクルージョンの未来: グローバルな課題や日本国内の状況を踏まえ、多文化共生がもたらす可能性とその実現に向けたビジョンを共有します。
理想と現実のギャップ: 多文化共生に対する現実的な挑戦や課題について深く掘り下げ、具体的な解決策を提案します。
多角的アプローチ: 社会的、経済的、歴史的、宗教的な視点を取り入れ、多文化共生の新たな価値観の創造に向けた視点を提供します。
にしゃんたの講演は、参加者に実践的な知識とともに、ダイバーシティや多文化共生の理念を深く理解し、自らの行動に活かすための具体的な方法論を提供します。多様な視点を持つことの重要性を理解し、協力し合う社会の構築に向けて、参加者一人ひとりがどのように貢献できるかを考える機会を提供します。
講演のご依頼やお問い合わせ
講演のご依頼や詳細なお問い合わせは、にしゃんた所属事務所の公式ウェブサイト https://nishan.jp からご連絡ください。ダイバーシティと多文化共生の実現に向けて、一緒に未来を切り拓く一歩を踏み出しましょう。