2025-09-03

にしゃんたは、全国の帝国ホテル労働組合の役員の方々を対象に、ダイバーシティ推進・多文化共生・インバウンド対応をテーマに講演を行いました。インバウンドの最前線で働く皆さんが直面している課題に寄り添い、急速に進む社会の変化が組織や働き方に与える影響、そして多文化共生時代に必要な実践的なアプローチを提案しました。
講演は一方通行の情報提供ではなく、参加者が自分たちの現場と照らし合わせて考え、意見を交わし合える時間に。終わった後には質疑応答や意見交換が自然に生まれ、全国から集まった役員同士が「違いの経験」を共有する貴重な機会にもなりました。
ホテル・飲食・観光・小売などのサービス業界にとって、ダイバーシティはもはや選択肢ではなく、欠かせない経営テーマです。お客様は国籍・年齢・価値観のいずれも多様で、同じ人は一人としていません。
同質性に頼った組織運営は、やがてサービス品質の限界を招きます。異なる文化や言語、世代の感覚を持つスタッフが共に働くことで、接客や商品開発に新しい視点が生まれ、サービスはお客様の期待を超えて進化します。心理的安全性のある職場が人材の定着と成長を促し、その結果、顧客満足度や企業ブランドの向上につながるのです。
さらに、ダイバーシティ経営はSDGsやESG投資の観点からも注目されています。社会的責任を果たす企業としての評価が高まり、将来のビジネスチャンスにも直結します。サービス業界にとって多様性は、単なるスローガンではなく、未来を切り拓くエンジンです。

今の日本社会は、人口減少・高齢化・人手不足・インバウンド急増・DX推進・働き方改革・ハラスメント防止といった複数の変化に同時に直面しています。特にホテル・サービス業界では、多言語・多文化対応、外国籍スタッフとのチームビルディング、DX導入や施設の建て替えなど、急激な変化への対応力が求められます。
求められているのは単なるスキルや制度ではなく、多様性を組織の成長力に変える「共生型マネジメント」です。
にしゃんたは、バブル期の1980年代後半に来日し、ホテルスタッフとしてキャリアをスタートしました。阪神淡路大震災をきっかけに、多言語情報提供の不足を補うため仲間と共に多言語サポート企業を設立。その後は京都を拠点に、女性活躍、まちおこし、子どもの国際教育、コメンテーターとしての一次データ収集、そして経済活動としてのホテル経営など、複数の目的を掲げながらインバウンド事業に取り組みに、現場・地域・メディア・経営を横断しながら、多文化社会の課題を生きた知識として積み重ねてきました。
さらに、大学教授・社会学者としての研究成果、僧侶としての人間観、落語家としてのストーリーテリングとユーモアを融合し、複雑な社会課題をわかりやすく、かつ実践的に伝える独自の講演スタイルを築き上げました。

テーマ:「違いを楽しみ、力に変えよう」変化を受け入れ、持続可能性・平和・成長の力に変える「共笑®︎」メソッド(登録商標)について講演しました。主催者からは、「大きな変化の中で、働く私たち自身も柔軟に変化を受け入れなければならないと感じていました。違いや変化を受け入れ、成長・変化するゾーンにみんなが行きたいと思えるきっかけになりました。ユーモアがあり飽きさせない話術は圧巻でした。」というありがたい感想をいただきました。

にしゃんたの講演は、現場経験・経営視点・学術研究・宗教的洞察・ユーモアを融合し、理論だけでなく現場で役立つ知見を届けます。違いを楽しみ、学び、育ち、共に生き、未来を創る「共笑®︎メソッド(登録商標)」を軸に、組織や社会の変革を後押しします。
Q. ホテル業界特化で話せますか?
A. はい。インバウンド対応・働き方改革・多国籍チーム運営まで、業態に合わせて最適化します。
Q. ハラスメント防止研修と統合できますか?
A. 可能です。心理的安全性と多様性推進を一体で設計します。
Q. 費用感は?
A. 規模・時間・形式により変動します。まずは主旨とご予算をご相談ください。

This article is posted by the ”N” team , the management crew of Dr. Nishantha. About us: https://nishan.jp | Contacts : https://nishan.jp/contact