2026-03-07

最近、どこへ行っても耳にするようになった「ダイバーシティ&インクルージョン」。でも、単なる「数合わせ」や「やらされ仕事」になってしまっては、もったいないですよね。多様性は、本来もっとワクワクするもので、組織を元気にする大きなエネルギーなんです。
2026年2月10日、新大阪丸ビル別館にて、UAゼンセン製造産業部門主催の「2026年度ダイバーシティ推進セミナー」に講師としてお招きいただきました。約18万人の組合員さんが集う大きな組織。今回は、一人ひとりの「ちがい」をどうやって組織の強みに変えていくか、そのヒントをたっぷりお話ししました。

ダイバーシティの話をすると、「理想はわかるけど、現場は大変なんだよ」という声をよく聞きます。にしゃんた自身、スリランカから来て日本の多くの境界線を歩んできたからこそ、その「壁」の厚さもよくわかります。だからこそ、理屈だけじゃない「体温」のあるメッセージを届けることを大切にしています。
にしゃんたが創設した「ダイバーシティ能力検定®」の考え方を取り入れ、「ちがい」を認め、楽しみ、そして活かすための具体的なステップを体系的に解説。知識を増やすだけでなく、明日から職場で使える「力」を養います。

性別、国籍、世代、育児や介護……。私たちはみんな、気づかないうちに「自分なりのモノサシ(アンコンシャス・バイアス)」で相手を見てしまいがち。そのバイアスに気づくことで、相手への理解がぐっと深まり、チームの風通しが驚くほど良くなります。
座学だけじゃつまらないですよね。にしゃんた流のワークショップでは、ゲームを通じて「ちがう背景を持つ人と協力する楽しさ」を体感していただきます。難しいと思っていたコミュニケーションが、笑顔とアイデアの源に変わる瞬間を共有しました。

誰かを排除するのではなく、みんながその人らしく輝ける組織。それが実現できれば、笑顔の循環が生まれます。今回のセミナーが、職場に新しい風を吹き込むきっかけになればこれほど嬉しいことはありません。UAゼンセンの皆様、素敵なご縁をありがとうございました!
羽衣国際大学教授 / 博士(経済学) / ダイバーシティ能力検定® 創設者
スリランカ出身。10代で来日し、経済学博士号を取得。日本を深く知る「ミスター・ダイバーシティ」として、企業、自治体、労働組合にて、D&I、多文化共生、SDGs、人権などをテーマに年間数多くの講演・研修を行う。日本国籍取得後に得度。学問的専門性と親しみやすい語り口を融合させた独自の変革メソッドを展開中。