2025-06-18
教育講演会や学校講演、教職員研修において、SDGs、ダイバーシティ、多文化共生、人権、いじめ防止、キャリア教育など、現代の教育現場が直面する重要テーマへの関心が高まっています。AI時代、グローバル化、格差や孤立、価値観の多様化など、教育現場が扱うべき課題はますます複雑化しており、教育講演の重要性は年々高まっています。
こうした背景から、実践経験が豊富で、生徒・教職員・保護者にわかりやすく伝えられる講演講師へのニーズが急速に高まっているのが現状です。教育講演講師として活動するにしゃんた博士は、社会学者・大学教授・落語家といった複数の顔を持つユニークな存在であり、その立場を活かして、SDGs・多様性・人権・国際理解・ダイバーシティといった現代の教育テーマを、分かりやすく、温かく、時にユーモアを交えて伝えています。
異文化の中で育ち、日本での多様な経験を経て得た“知の幅と深さ”は、他に類を見ない独自性を持ち、単なる理論ではなく「実感を伴った言葉」で語られる内容が、子どもたちの心を動かします。講演を通じて届けられるメッセージは、知識として残るだけでなく、生き方や人との向き合い方にまで影響を与える力を持っています。
その意味でも、にしゃんたの講演は、すべての世代の学生にこそ聞いてほしい、まさに“唯一無二”の価値ある学びの時間となるはずです。
教育現場で30年以上の指導歴を持ち、数多くの卒業生を社会に送り出してきた実績に裏打ちされた講演内容は、単なる知識の提供にとどまらず、生徒・教職員・保護者の“心を動かす体験”として支持されています。
2025年、大宮開成高等学校にて行われた教育講演は、多くの反響をいただきました。国際理解教育の一環として、同校が実施するオーストラリア・ニュージーランドへの海外研修の事前学習として企画され、約500名の高校生と教職員の皆さまにご参加いただきました。
講演では「異文化と出会うとはどういうことか」「世界と自分をどうつなぐか」という視点から、にしゃんた自身の経験や、多文化共生・ダイバーシティについての考え方を共有しました。
にしゃんたは、自身が高校生のときにスリランカから来日した経験が、人生の大きな転機となったことを紹介し、初めての日本で体験したカルチャーショックをユーモアを交えて語りました。
また、生徒たちがこれから訪れる予定のニュージーランドやオーストラリアに関して、自身が現地で行ったフィールドワークの経験をもとに、文化や社会背景、人びとの価値観などについても触れ、「現地での学びを思いきり楽しんでください」とエールを送りました。
さらに、なぜ“国際理解”が今求められているのかについて、「違いを経験すること」「違いにどう向き合うか」がこれからの生き方にとって極めて大切だと伝え、「頭と心の羅針盤」となるような思考のヒントを提示しました。
講演では、世界各地で戦争や分断が深まる現代の国際情勢にも触れ、それらの根本原因がどこにあるのか、なぜ争いが起きるのかをわかりやすく解説。
そして「国際理解の学び」は、対立を乗り越え、持続可能で平和な社会の創造に貢献する力を育てるものであることを丁寧に語りかけました。
「これから海外研修に行く生徒にとっても、本校教員にとっても、大変貴重な講演内容であり、とても勉強になりました。多くの生徒も、これまでと違った視点で物事を見て、考えることができそうです。」
後日、担当の先生より講演のご感想を頂戴し、本人やスタッフにとっても大変嬉しいご連絡となりました。学生たちが非常に熱心に耳を傾けてくださり、講師としてもとても話しやすく、終始、温かく前向きな空気に包まれた講演会となったことを実感しています。このような素晴らしいご縁をいただけたことに、心より感謝申し上げます。
教育現場は今、これまで以上に多様な課題と可能性に直面しています。
AIの進化、グローバル化、社会的分断、ジェンダーや宗教・文化の多様化──
子どもたちは日々、複雑で流動的な世界を生きる準備を求められています。
また、SNSなどを通して多様な価値観に日常的に触れる今の若者たちは、かつてよりも早く、深く、“違い”に向き合わざるを得ません。
しかしその一方で、学校教育がそうした「違いを前向きに捉える力」や「対話を通して理解し合う力」を、体系的に育めているかどうかは、現場によって大きな差があります。
以下のようなテーマは、いまやすべての教育現場にとって“当たり前の課題”になりつつあります:
こうした重要テーマにおいて、講演という形での“対話型の学び”は、知識の詰め込みではなく、「心が動くきっかけ」になることが最大の魅力です。
にしゃんたの講演は、「自分ごと化」を促す構成と、問いを引き出す語りによって、生徒たちの気づきを深めます。
また、教職員にとっても“現場で明日から活かせる視点”を得る機会として、多くの現場で高く評価されています。
スリランカ出身のにしゃんたは、17歳で来日。片道切符と7万円だけを持ち、単身で日本に渡り、新聞配達をしながら生活費を稼ぎ、日本語能力試験1級に合格。その後、大学を卒業し、経済学博士号を取得。日本国籍を取得し、現在は大学教授・講演家・落語家などとして多方面で活躍中です。
そのリアルなストーリーは、生徒に「できない理由より、やれる方法を考える」勇気を与え、多様な生き方への理解と尊重の姿勢を育てます。
にしゃんたの講演は、対象学年や目的に応じてカスタマイズされ、以下のような内容を含みます:
講演中は、生徒との双方向の掛け合いや問いかけを交え、「共に考える時間」を大切にしています。
教育講演では、時代の変化や国際社会の現状を踏まえ、次のようなテーマを中心にお話ししています。教室の外でも通用する視点と、実社会で役立つ知恵を届けます。
世界の課題は決して他人事ではありません。SDGsの17の目標を、自分の将来や日常の選択と結びつけて考える力を育みます。「貧困」「ジェンダー平等」「気候変動」「働きがいと経済成長」など多様なテーマを、にしゃんた自身の体験と国際的な視点を交えて、具体的かつわかりやすく伝えます。
文化・宗教・言葉・肌の色など、「ちがい」に出会うときに大切なのは、“違いを恐れず、楽しむ”という視点です。スリランカ出身のにしゃんたが、日本で経験してきたカルチャーショックや心温まる出会い、摩擦を超えた共感の瞬間などを通じて、多文化社会を生きるためのヒントを共有します。外国籍の生徒・保護者と関わる現場にも活用できる視点です。
人権とは、特別なものではなく、日々の言葉や態度、行動に現れるもの。いじめ、差別、無関心、マイクロアグレッションなど、誰もが関わる問題を通じて、「人権感覚」を育てます。学校現場だけでなく、SNSや家庭、地域社会においても活きる、大切な学びを提供します。
国際化が進む現代、国境や文化を越えたつながりはますます身近になっています。移民、難民、国際紛争、グローバル経済、観光や留学などの動きから、「世界で起きていること」と「自分の暮らし」の接点をわかりやすく示し、世界と向き合う第一歩を後押しします。海外研修や国際交流の事前教育としても好評です。
「みんなちがって、みんないい」を実践するには? LGBTQ+、発達特性、家庭環境、価値観など、多様な個性と背景をもつ人とどう関わるか。見えづらい「違い」にどう気づき、どんな言葉で支え合えばいいか。心理的安全性とインクルーシブ教育の視点からお話しします。
【柔軟な対応テーマも可能です】
・海外研修の事前教育や異文化適応支援
・SNS時代の情報リテラシーと多様性尊重
・ダイバーシティとキャリア教育の接点
・教職員向け研修(人権感覚・心理的安全性)
・PTA・保護者向け講演会
すべての講演は、参加者との双方向のやりとりを大切にしながら進めます。生徒や教職員が“気づき”を得て、それぞれの立場からアクションにつなげられるよう、にしゃんたならではの視点と語り口でお届けします。
対象 | テーマ例 | 主なねらい |
---|---|---|
小学生 | ちがいはたからもの | 他者理解・やさしさを育てる |
中学生・高校生 | 自分の物語を大切に生きる | 自己肯定感・多様性の理解 |
大学生 | 世界とつながる感性を磨く | 国際理解・行動変容 |
教職員 | 現場で活かす多文化共生・人権教育 | 実践的な視点と対応力 |
PTA・地域 | 共に育ち合う社会を目指して | 学校と家庭の共育連携 |
Q. オンライン講演は可能ですか?
A. はい、ZoomやTeamsなどのツールを活用して実施可能です。
Q. 講演時間の目安は?
A. 通常60〜90分。短縮やワークショップ形式など柔軟に対応いたします。
Q. 対象人数に制限はありますか?
A. 特に制限はありません。少人数研修から数百人、数千万人規模の講演まで対応しています。
Q. 費用はどれくらいですか?
A. お気軽にお問い合わせください。
にしゃんたの講演は、誰かを変えようとするものではありません。
一人ひとりが「自分らしく生きながら、他者とつながる」ことの尊さを実感する場です。
もし、違いを楽しみ、共に学び合い、育ち合える教育の場をお探しでしたら──
ぜひ一度、ご相談ください。
ご縁をいただけることを、心より楽しみにしております。
This article is posted by the ”N” team , the management crew of Dr. Nishantha. About us: https://nishan.jp | Contacts : https://nishan.jp/contact