2025-06-16
建設現場やモノづくり現場の安全文化を見直す時代がきています。かつて日本人男性中心だった現場は、いまや女性、外国人、高齢者が当たり前に働く多様な場となりました。現場の多文化化が急速に進む今、安全を守るには“違い”を知り、活かす視点が欠かせません。
全国的に安全大会が開催される時期になりました。今日は、にしゃんたが名古屋で開催された安全大会にて講演を行いました。会場には外国人の参加者の姿も多く見られ、今やその光景は珍しくありません。
実際、日本の産業別で見ると、建設業界は外国人労働者の比率が非常に高い分野の一つです。厚生労働省の2023年統計によれば、外国人労働者全体のうち約19万人が建設業に従事しており、これは全産業の中で製造業に次いで2番目に多い数字です。技能実習や特定技能の対象職種でもある建設業では、多国籍な労働環境が当たり前となりつつあり、安全教育やコミュニケーションにも新たな視点が必要とされています。
安全大会とは、企業や組織が労働災害を防ぎ、安全意識を高めるために開催する行事です。建設業や製造業では、年に一度の開催が一般的で、社内安全表彰、方針発表、外部講師による講話などが行われます。
7月1日〜7日の「全国安全週間」(厚生労働省・中災防主催)に先立ち、6月は準備月間として全国各地で安全大会や安全教育が行われます。この時期、多くの企業が「1年の安全を考える節目」として講演や研修を企画します。
1960〜70年代、高度経済成長とともに多発した労災を背景に広がった安全大会。当初は「反省と指導」が主目的でしたが、現在では「心理的安全性」「ダイバーシティ」「多文化理解」などを含む“学びの場”へと進化しています。
安全大会で伝える「多文化×安全」の視点
にしゃんたは、スリランカ出身でありながら日本社会に根ざした文化理解の専門家。日本語を巧みに操り、現場の「ちがい」を笑いと共感でつなぐ講演が好評です。講演は、建設・製造・物流業など外国人比率の高い職場で特に効果を発揮しています。
次のような内容を盛り込んだ唯一無二、日本の新しい時代の安全大会の講演としておすすめです。
・“うなずく”が「理解」を意味しない文化
・ジェスチャーで誤解が起きる多国籍現場
・報連相が生まれる心理的安全の育て方
・ルールを「守らせる」から「わかる」へ
・世代・性別・経験・背景の違いがもたらすリスクと力
・人の違いを「面白がる」ことで学ぶ、安全の本質
・同調圧力ではなく、創造的適応で安全文化を高める
・文化差によるヒヤリハット事例と防止策
・外国人労働者との信頼関係の築き方
・DEIB(多様性・公平性・包括性・帰属意識)を活かした現場安全
・郷に従うだけでなく、郷を変える力:柔軟な組織の安全戦略
・文化が違えば「危険」の感じ方も違う
・「空気を読む」から「声をかける」へ
・現場における“見えない壁”を壊す方法
・多言語より多文化対応がカギ
・異文化理解とルールの教え方
・“郷に入っても郷に従わない”?
・「うなずき」は理解の証か?――異文化が交差する現場の危険信号
・“ルールを守らない外国人”?それ、伝え方の問題かもしれません
・「危険を察知する力」は国によって違う?安全意識の文化差
・ジェスチャーが命取りに?多文化現場のサイン言語入門
・「言ってくれなきゃ分からない」VS「察してほしい」――現場の衝突と解決策
・現場に笑いを!――共笑®︎でつくる安全空間
・“ありがとう”が生む安全力――外国人が感じる信頼と安心
・「郷に入っては従えない」時代の現場づくり
・多様性が現場を変える:価値観の違いと安全文化
・ルールはなぜ守られないのか?:伝え方の技術
・笑いと気づきで学ぶ:現場に必要な共感力
・スリランカ出身、日本国籍・経済学博士/大学教授/落語家/京都府名誉友好大使・日本語能力試験1級、全日本空手道連盟公認四段・公認指導員・公認審判員・「共笑®︎」理論の提唱者として多文化共生・人権・ダイバーシティ・SDGs講演多数・全国の企業・自治体・学校で登壇
講演後のアンケートでは「笑って気づいた」「空気が変わった」と好評。現場に活かせると高く評価されています。
Q. 講演時間は?
A. 60〜90分が標準です。30分や120分の対応も可能です。
Q. 内容のカスタマイズは?
A. 業種・職種に応じて調整可能。事前ヒアリングで最適化します。
Q. オンライン講演も対応していますか?
A. はい。Zoom、Teams、YouTube Live など柔軟に対応可能です。
企業の安全文化を一歩先へ。違いを理解し合う現場づくりの第一歩を、ぜひにしゃんた博士の講演から始めてみませんか?ケジュールや講演料など、詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
Management Office: Office KANDY, Inc. | manager@deib.jp| Phone: 050-1011-3324 | Web: https://deib.jp
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This article is posted by the ”N” team , the management crew of Dr. Nishantha. About us: https://nishan.jp | Contacts : https://nishan.jp/contact